2011東京アンデパンダン展 出展者募集開始!! 今年もやります!『東京アンデパンダン』。
第3回目となる今年は、8月3日〜8月20日を会期とし、ギャラリーコエグジストとJ trip art gallery (東京都中央区銀座6-7-18)、2会場が協働。 さらに規模を拡大し、開催致します。
第3回の出品者募集は7月12日まで。 皆様、奮ってご応募ください。
▼お申し込みフォーム▼ http://happymail.matrix.jp/happy/form/32232/form.cgi
■会期■ 2011年8月3日(水)〜8月20日(土) 各日11:00〜19:00 ※閉廊日については各ギャラリーのサイトをご覧下さい。
■出品・出演 申し込み〆切■ 2011年7月12日(火)
■会場■ ●gallery COEXIST(1・2F) (東京都台東区台東1-23-12) ●J trip art GALLERY (東京都中央区銀座6-7-18 デイム銀座ビル3F)
※出品作品の展示される会場については、東京アンデパンダン実行委員会にて選定致します。ご了承ください。
■出品品目■ アート作品全般 ※隣り合った作品に影響を与えないもの
■特典■ 各会場にてご来場のお客様に好きな作品3点をお選び頂き、合計ポイントの最も高かった出品作家には東京アンデパンダン展会場(gallery COEXIST 2F もしくは J trip art GALLERY)で6日間の個展開催(無料)の権利が与えられます。 ※展示を行ったギャラリーでの個展開催となります。
■出品資格■ 15歳以上 国籍不問 ※先着200名まで受付
■出品料金■ 1点 10,000円 ※学生の方に限り10%割引となります(在学証明になるものが必要)。組作品やインスタレーション作品は全体で1点とみなしますが、下記規定サイズに収まるようにしてください。
■出品サイズ■ ●gallery COEXIST 1F壁面=幅1m×高さ3m 床面=1.5m×1.5m 2F壁面=幅1.1m×高さ2.2m 床面=1.5m×1.5m ●J trip art GALLERY 壁面=幅1m×高さ2.1m 床面=1.5m×1.5m
壁面展示は半立体作品であることも考慮し、前面突出部を50cmとさせて頂きます。規定サイズを超える作品については、2点もしくはそれ以上(規定サイズを基準とする)の費用とさせて頂きます。
■搬入■ 2011年8月1日(月).2日(火)10:00〜19:00 ※時間厳守 ※搬入出口 ●gallery COEXIST2,300×2,300mm ●J trip art GALLERY 1,980×1,030mm 上記サイズを超える作品は、搬入出が可能な形にして行って下さい。 ※地方からの出品、または当日搬入出来ない方は、代行業者に頼むなどして頂き、搬入の日時で終了出来るようにして下さい(代行による搬入出時に起きた事故に関しては出品者がその責任を負うものとします)。
■搬出■ 2011年8月21日(日).22日(月) 10:00〜19:00 ※時間厳守 搬出は受付証と引換えに行って下さい。指定日に搬出が終えられない場合、東京アンデパンダン展実行委員会はその責任を負いません(指定日に搬出されない場合は他業者の倉庫に保管され、保管料をお支払い頂きます)。
■出品・出演のお申し込み■ ▽メールフォーム▽ http://happymail.matrix.jp/happy/form/32232/form.cgi よりお申し込みください。 ※銀座ギャラリーのWEBサイト上にもございます。
■問合せ先■ 東京アンデパンダン実行委員会 mail : tokyo.ipd@gmail.com TEL : 03-3835-4610 迄
▽5つのアンデパンダン▽ 2011東京アンデパンダンでは、下記5つのアンデパンダンを開催いたします。 ・展示アンデパンダン ・上演アンデパンダン ・説明アンデパンダン ・電網アンデパンダン ・入札アンデパンダン
▼上演アンデパンダン 出演者 募集!▼
8月20日17:00よりJ trip art GALLERY にて東京アンデパンダン展の一環として第2回上演アンデパンダン(歌・ダンス・朗読・パフォーマンスなどを上演する)を開催します。展示に参加していなくても出演可能です。皆様奮ってご応募下さい。
※上演アンデパンダンは、出演・観覧 共に無料です。
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二十一世紀初頭のアンデパンダン展のための檄文〜東日本大震災の災禍を踏まえて〜
世界は、米国サブプライム・ローン問題に端を発し、投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻した二〇〇八年九月以降、大恐慌以来の経済危機に陥った。この未曽有の不況の中で発表された「二十一世紀初頭のアンデパンダン展のための檄文」(初稿)は、ジョルジュ・スーラ、ポール・シニャックらが一八八四年に創始した運営費としての出展料さえ支払えば誰でも出展できる「アンデパンダン展」という展覧会形式を美術作家のサバイバル策として再活用しようと呼び掛けるものであった。
その後、「日本アンデパンダン」に加え、当時準備中であった「横浜開港アンデパンダン」や「東京アンデパンダン」が開催された。続いて、「3331アンデパンダン」、「日本橋アンデパンダン」など多くのアンデパンダン展が開催された。二〇一〇年一二月には、日本、横浜開港、東京、日本橋の四つのアンデパンダン展の実行委員長が国連大学ビル一階GEOC展示室にて会合し、広報での連携、共同ポータルサイトの開設、トークショーの開催など「アンデパンダン展相互の緩やかな連携体制」を構築することに合意した。
二〇一一年三月には、新国立美術館講堂で開催された第64回日本アンデパンダン展催事のシンポジウム「今こそアンデパンダン展精神を 〜時代が求める表現とは〜 創作と思想、現代形・未来形で語るアンデパンダン展」で日本・横浜開港・東京アンデパンダン関係者や研究者・キュレーターによる議論が行われた。二〇一〇年一〇月から翌年五月には、東京都現代美術館の常設展として「クロニクル 1947-1963|アンデパンダンの時代」が開催された。現在、二十一世紀初頭のアンデパンダン展はこうした動きの中にある。
もとより、アンデパンダン展は、無審査・無褒章・自由出品を旨とするもので、公募展・団体展のように審査によって応募作品の三分の二が落選する展覧会や、ほとんどの作品が落選するコンペティションのようなものではない。一八八四年当時のフランスでは、サロンの審査員達がアバンギャルドな応募作品を落選させていたことへの対抗措置であったが、現在の日本では、百年に一度の世界不況の中、東日本大震災の被害により経済活動が甚だ停滞して、公共や企業、画廊のみを頼り難くなったことも、開催動機となっている。
十年前の不況時には、百貨店美術館が軒並み閉館し、少なからぬ企画画廊が展示スペースを一時閉鎖、助成金の削減・打切りが行われた。それに対するアーティスト側の対応策がアーティスト・イニシアティブ(自主活動)であった。そこでは、公共や企業が受け入れる作品の幅を不自由に思うことはない。画廊で売れるものを作り媚びる必要もない。保守的な審査を気にしたり憤ることもない。自分が額に汗して稼いだお金で作り、展示する作品であるから、胸を張って飾ればよい。だからこそ、各人のやりたいことが存分にでき、前衛性が守られる。
このように再び時代はアンデパンダン展を欲しているものと思料し、全国の同志とともに組織していくものである。末筆ながら、此の度の東日本大震災の犠牲者の方々に深く哀悼の意を表し、被災者の方々に衷心よりお見舞いを申し上げたい。
日本における二十一世紀初頭のアンデパンダン展発起人 深瀬鋭一郎 |
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