欠点は しばしば 作品に生命を与えるものである
モティーフをたった一回みるか さもなければ万回みるか
抽象とは 独自の出発である
真実らしくないということ それが実はしばしば真実そのものなのだ
見えるものすべてが 君を喜ばすわけではない 画家がとらえ 作品の中に 組み込んだきわめて快い関係に驚嘆させられるのは あらゆるものから 美しさを抽出することができるからである
自然の美しさのある種のものは 大きさがなければ 絵画に翻訳することができない
あるとき ペンキ屋が私にいった 「だんな 最初の塗りはかならずやるものなんで 私が期待しているのはその次の塗りですね」
色彩はデッサンよりも道理にかなったものだ
思いがけない印象の重要性
木馬にまたがるのはいいとしても それがペガサス(天馬)だなどと思ってはならない
帽子屋としての判断が 帽子屋のつくった帽子を評価する
女の魅力は 画家に 彼の芸術に関して 多くのものごとをあきらかに してくれる
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